30枚連写ができるCASIO EXILIM EX-FC100&パワーポイントで動画作成
CASIO デジタルカメラ HI-SPEED EXILIM EX-FC100を購入したのはもう5年以上も前になりますかね。今も現役で使っていますが、スマホのほうが便利なので使用頻度は減ってきましたね…なんか寂しいです。
CASIO HI-SPEED EXILIM EX-FC100を購入した理由
これはもうタイトルの通りで30枚連写ができるからです。
普通に考えて30枚の連続写真が必要になることがあるとは思えませんし、撮影のタイミングも難しそうですよね。1秒間に30枚ですから、少しシャッターを押すタイミングがずれたら思ったような写真が撮れないのは想像がつきます。(パスト連写機能があるのでけっこういけるんですが、買う前はこの機能のことを知りませんでした)
連写機能以外で選ぶなら他のメーカーのほうがいいデジカメもありましたし、いろいろ迷ったんですが遊び心には勝てずに購入してしまいました。一眼レフのデジカメも持っていたのでサブカメラとしてはちょうどいいかなということで。
野球の試合で連写はなかなか難しい
EXILIM EX-FC100を購入したのはいいのですが、自分のイメージ通りにはなかなか使えなかったんですよね。
野球の写真撮るのに連写を使うというのは、投球フォームや打撃フォームの分解写真を撮るイメージでしたが、試合中に良いアングルで撮影できる場所はほとんど無いんですよね。
ピッチングにしろバッティングにしろ、真横からある程度の近距離で撮影するのがベストですが、EX-FC100の望遠でベストショットを撮るにはグラウンド内に入らないと厳しい感じ。
試合中にそんなことが許されるはずも無いので、このカメラを使った連写撮影は今まであまりやったことがなかったというのがホントのところでした。
EX-FC100で30枚連写撮影
せっかくあるものを使わないというのはもったいないですし、ネタとしてはちょうどいいかもと思って実際に使ってみました。
ちょっと見難いですが、練習試合でのマードックの投球フォームの連続写真です。17枚しかないですが、シャッターを押す時間が短かったのか?説明書も見ないで適当に撮っていたので原因はわからないんですが、30枚は取れていませんでした。
他にもいろいろ試してみましたが、30枚きっちり撮れていなのは無かったかな?そのへんはあまり意識して無かったので適当です。とりあえずこの連続写真が一番うまく取れていたので、この写真をつかって遊んで見ました。
選手紹介に連続写真を使いたかったのだ
EXILIM EX-FC100を購入した理由は30枚連写ができるからと書きましたが、なぜ連続写真がほしかったのかというと、野球の動画で選手紹介のパートで連続写真を使いたいというアイデアがあったからでした。
結局当時は実現はしなかったんですが、イメージとしては
上の図のように写真を少しずつずらして表示させる動画をイメージしてたんですよね。このイメージを実現できるソフトもスキルも持っていなかったというのが残念ですが、今回はパワーポイントを使ってこのイメージを実現してみました。
パワーポイントで動画作成
パワーポイントで作ったスライドショーを動画として保存するというのは、私がEX-FC100を購入した当時だとデスクトップ画像を録画する方法しか思い浮かばなかったんですが、なんとOffice2010からはパワーポイントの保存形式にWMVが選択できるということです。
この記事を書くまで全く知りませんでした…
パワーポイントを使えばイメージに近い動画が作れるとは以前から思っていたのですが、デスクトップ録画では画質が期待できないので当時はパワーポイントを使って動画を作るというのは選択肢にありませんでした。
パワポのスライドショーが動画として保存できるというのならば使ってみよう、ということでさっそくこんな感じで作ってみました↓
上はパワーポイントの画面ですが、こんな感じで17枚の連続写真を並べてみました。あとはアニメーション機能を使って時間差で連続写真を表示する設定にします。最後にアップ写真と名前を表示するスライドショーにしました。
完成したスライドショーの動画がこちら↓
短い動画なのでパソコンの負荷が少ないこともあったでしょうが、非常に滑らかに表示できています。試しにデスクトップ録画もやったのですが、画面がカクカクして連続写真の意味が無い仕上がりでした。
EX-FC100とパワーポイント
実は今回の記事は、「EX-FC100の連写機能はけっこう遊べるよ」ということを書くつもりだったのですが、書いている途中でパワーポイントが動画出力できるということを知ったので趣旨が変わってしまいました。
EX-FC100は古い機種なのでいまさらどうということは無いですが、カシオのデジカメは連写機能がついていて面白いというのはわかってもらえたと思います。
そしてパワーポイントの動画形式(WMV)で保存できるという機能はこの先けっこう使えそうです。私くらいの素人レベルだと、動画やスライドショー作成の細かい部分はソフトの機能に依存しますがし、自分のイメージを再現するというのは無理なことが多いですが、パワーポイントのアニメーション機能を使えばいろいろ面白い動画が作れそうな気がします。
動画編集はあまり細かいことをやっても報われないことが多く、自己満足の世界で終わってしまうことも多いです。そういう意味ではこのパワーポイントでの動画編集をおすすめするわけではありませんが、ネタとしては面白いと思ったので紹介させてもらいました。
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